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会社が嫌ならやめても良いのではないでしょうか?と2019年5月第4週目来週の相場予想
月曜・火曜は予想通り上昇していきましたが、週末にかけて一気に値を下げてきており、現在は109円台前半となっています。
ちなみに、先週はマイナス十数万でした。
精神的に未熟な部分がありました。
これが相場というものですね。
深く反省することが出来、次に繋げていきます。
来週ですが、このまま値を下げてくるのではないかと思います。
画像はドル円 日足
107円台が見えてきましたね。
画像はドル円 1h
戻りを狙って売っていきます。
さて、親の大切さとはいったいどういう事なのか?
考えたことはあると思います。
僕は恥ずかしながら、30代になって初めて考えることが出来るようになりました。
若い時というのは、『親なんて捨てても良い存在』とすら考えていたのです。
親への感謝というものが明らかに欠落していました。
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・祖母は要介護3・母は会社が倒産・無収入・資産無し・貯金無し
『母子家庭で育ったから、将来は俺が母親・祖母の面倒を見なくてはいけない。そうすると、好きなことも出来ずせっかくの人生が台無しになる。だから、親なんて捨てても良い』
若い時の僕はそのように考えていました。
20代の頃はこのような考え方をしていたため、実家には帰らず、ほとんどビジネスホテルに住んだりしていました。
その頃は、祖母も元気でしたし、母親も働いていたため、好き勝手出来たのでしょう。
しかし、30歳ごろに祖母が体調を崩し、入退院を繰り返すようになりました。
そして、要介護3認定を受けていたのです。
僕の母親もそれと同じくして、会社が倒産。無職となっていました。
なんとか、失業保険で食いつないでいる状況で、普通に考えればまともな生活が出来ていないという事ですね。
ましてや、60を超えているため、就職など出来るはずがありません。
・『親への恩』を知る
その頃の僕はというと、今まで通りの生活をしていましたが、登山に興味を持ちその中で仏教というものに興味を持ち始めていました。
山の中にあるお寺のあの心地よい静かさに心を打たれたわけです。
『お坊さんはどのようなことをしているのか』
そんな興味を持ち、そこから説法などを聞き色々学んでいくうちに、『恩』というものに出会いました。
仏教で人間の評価基準というのは、『恩』で決まるらしいです。
どんなにお金をたくさん持っていようが、どんなに有名になろうが、どんなに実績があろうが
『恩を知らない人間は犬畜生よりもお粗末だ』
という事のようです。
犬畜生というのは、簡単に言えば人間以外の生き物の事のようです。
その恩の中にはいろいろな恩がありますが、『親への恩』というものにたいへん興味を持ち勉強してみました。
『親への恩』は10に分けられています。
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・『親への恩』10の項目
1.懐胎守護の恩(かいたいしゅごのおん)
これは母親のおなかに宿った時から、元気で無事に生まれてくることを祈り続けている母親へのご恩です。
2.臨生受苦の恩(りんしょうじゅくのおん)
これは、陣痛の時に大変な苦しみに耐えてくれ、無事に生んでくれたご恩です。
自分が生まれて死ぬまでの期間に母親にはいろいろな迷惑を掛けることでしょうが、その迷惑の中でも特に大きな迷惑を掛けた時が、『生まれてきたとき』というお話です。
水戸黄門でおなじみの水戸光圀は、自身の誕生日には粗末なものを食べていたのですが、その理由を問われると『誕生日は母親に大変な迷惑を掛けた日だから、母親に感謝したい。だから粗末なもので良い。』
と言われたというエピソードがあります。
3.生子忘憂の恩(しょうしぼうゆうのおん)
これは生まれた時に、陣痛の苦しみを忘れ『無事に生まれてきてくれてありがとう』と喜んでくれたご恩です。
陣痛という母親にしか経験のできない大変な痛みを伴って、母親は僕たちを生んでくれたわけです。
その苦しみがあったのにもかかわらずに、生まれてきたら『ありがとう』と声を掛けてくれる母親の優しいご恩を人間は与えられている。
という事です。
4.乳哺養育の恩(にゅうほよういくのおん)
これは、昼夜疲れているのにもかかわらずに、成長するまで乳を与え続けてくれたご恩です。
5.廻乾就湿の恩(えかんしゅうしつのおん)
これは寝小便の事です。
子供がおねしょをした時に、親は自分は冷たい所に休み、子供は暖かい乾いた所に寝かせて下さるご恩です。
6.洗灌不浄の恩(せんかんふじょうのおん)
これは、おむつを替えてくれたり、汚いものを洗ってくれたご恩です。
7.嚥苦吐甘の恩(えんくとかんのおん)
これは、自分の幸せよりも、子供の幸せを優先してくれたご恩です。
8.為造悪業の恩(いぞうあくごうのおん)
これは、子供のためならば、悪い行いを厭わない。子供のためならば自分が悪党になっても良い。子供の幸せのためにしてくれるご恩です。
9.遠行憶念の恩(おんぎょうおくねんのおん)
これは子供が何歳になろうがどんなに遠く離れていても、いつも心配してくれているご恩です。
10.遠行憶念の恩(くきょうれんみんのおん)
これは、子供がどんなに高齢になろうが、いつも心配してくれているご恩です。
とこのように、仏教ではいろいろな恩が親にはあることに気づかせてくれました。
それと同時に、『自分は今まで親不孝者だったのだな』と涙がでるほどに心底気づかせてくれたのです。
『人間は一人では生きていけない』
とよく言いますが、そんな当たり前のことを心底知った瞬間でもありました。
仏教において親孝行に関しては、他にやることがあるらしいのですが、今回は書きません。
・親に感謝する毎日
仏教の『親への恩』を知り、しばらくして実家で暮らす決意をし、その時にはじめて実家の問題を初めて知りました。
以前までの僕ならば、すぐにでも逃げ出していたでしょうが、『親への恩』を知った時点でそのような考えはなくなっていたのです。
今思えば、母親は女で一人で僕と姉を育ててくれたのです。
本当にしんどかったことでしょう。
しかも、昼も働き夜も働き、お金を稼いですべて僕たち子供のためにささげていたのです。
祖母は僕たち姉弟のために家事をしてくれ、面倒を見てくれました。
本当にありがたいことです。
そのように感じることが出来たのも、仏教というものに出会って自分なりに学んだからでしょう。
こんな身近に感謝できる人がいるというのは、とても幸せなことではないでしょうか。
もし、あなたが今の生活に満足していないのであれば、仏教を学んでみるのも良いことなのかもしれません。
今までの価値観というのが大きく変わると思いますよ。