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先週の相場は、112円台を勢いよく突き抜けていきましたね。
しかし、その後111円台まで下がり金曜日の終値は111.60で終了しました。
画像は、ドル円 日足
もしかすると、110円台前半まで下がる可能性もあるのかもしれません。
画像は、ドル円 1h
来週も自分のペースで取引できるように、落ち着いて相場を眺めたいなと思います。
さて、世の中には、偉大な人と呼ばれる人たちが存在しますね。
人々の生活に無くてはならないものを発明したり、人々の心を打つような絵を描いて感動させたり、音楽で人々を魅了したり、そのような人たちを偉大な人=偉人と言うと思います。
偉人というとすべてにおいて完ぺきで、人として完成した人。雲の上に存在。このように思っている人も多いのではないでしょうか。
しかし、それはもしかすると、テレビの見過ぎなのかもしれません。
偉人の生き方をドキュメンタリーで放送したり、ドラマで放送したり。
そういう偉人伝のようなテレビを誰でも一度は見たことがあると思いますが、そのような番組は、偉人と呼ばれる人の良い部分だけを再現しているわけですね。
どうしてそのようなことをするのかと言いますと、偉人=立派な人と、世の中の人は考えているからですね。
その立派な人の良い部分だけを放送することで、視聴者に見てもらえるわけです。
しかし、実際は、偉人と呼ばれる人ほど、変わり者が多いわけです。
最近でいえば、イチローはどうでしょうか。
イチローは、一年間同じ味の同じカレーしか食べない時期があったらしいのですが、その理由は、野球のためです。
普通の人には到底真似できませんね。
だからイチローは偉大な記録を残せたのではないでしょうか。
逆に言えば、野球がもっとうまくなるにはどうしたら良いのか。
という事を常に悩んでいたと言えますね。
そこで、今回は偉人たちの悩みを書いていきます。
これを読むことで、偉人と呼ばれる人でも、いろんな悩み・葛藤があったのだと理解でき、勇気づけられることでしょう。
・アインシュタイン(1879年3月14日~1955年4月18日)
誰でも知っているもっとも偉大な人・世界一の天才と言えば、アインシュタインでしょう。
『相対性理論』なるものを発表して、ノーベル物理学賞を受賞しました。
しかし、幼少の頃は無口で運動が苦手。
同級生からも馬鹿にされるような劣等生だった。
しかし、勉強は得意。
数学だけは。
そのおかげで大学受験に失敗するも、諦めることなく受け続けてようやく大学に入学できたそうです。
その頃から物理学者を目指し、様々な所で応募するもすべてダメ。
その後、知り合いを頼って小さな特許庁に就職。
しかし、物理学者という目標を諦めずに、仕事が終われば論文の作成をする毎日。
その論文が、ノーベル物理学賞受賞につながったとのことです。
もし仮に、物理学者という夢を諦めていたとするなら、人類は今ほど発展することは出来なかったのではないでしょうか。
・ジャン・アンリ・ファーブル(1823年12月21日~1915年10月11日)
皆さんは、ベストセラーの『ファーブル昆虫記』をご存知でしょうか。
小学校の図書館などにありますね。
フランス生まれの昆虫学者のファーブルは、物凄く貧しい家庭に育ったようです。
14歳の頃に一家離散。
住む場所もなく食べるものもなく、着るものもままならない、しかも14歳の少年がたった一人で生きていくことになるというのは、想像を絶していますね。
普通なら、すべてを投げ出してしまうような環境ですが、ファーブルは土木作業員として何とか自分で生きていく道を選ぶわけです。
そして、教師という職業に就くわけですが、31歳の頃にハチに関する本を読み刺激を受けて、この頃から昆虫の研究に進みます。
学者と聞くと、大卒出のボンボンというイメージがついて回りますが、ファーブルに関しては、一人の力で研究者になり、世界中で今なお愛されているベストセラー『ファーブル昆虫記』を生み出したのです。
やればなんだってできるという事を教えてくれる昆虫学者ですね。
・エイブラハム・リンカーン(1809年2月12日~1865年4月15日)
皆さんは以下の経歴を持つ人物をご存知でしょうか。
22歳 事業に失敗する。
23歳 州議会議員選挙に落選する。
25歳 二度目の事業に失敗。
26歳 恋人の死に直面する。
27歳 神経の病をわずらう。
34歳から5年に3度下院議員選挙に落選する
46歳 上院議員に落選。
47歳 副大統領になろうとするが失敗する。
49歳 上院議員選挙に落選。
51歳 アメリカ合衆国大統領となる。
アメリカの歴代大統領の中で偉大な人と言えば、黒人奴隷解放宣言で有名な第16代大統領エイブラハム・リンカーンですね。
上記はリンカーンの経歴です。
失敗は成功のもと
という言葉を一番体験しているのではないでしょうか。
『人民の、人民による、人民のための政治』という名言は今でも語り継がれています。
また、私生活においては偉大な大統領でさえ、妻に対しては何も宣言することが出来なかったようです。
ホウキを持った妻に追い回されて逃げ回るリンカーンを目撃した人がいたり、みんなの目の前でコーヒーを頭からぶちまけられたこともあるようです。
結婚=地獄
そんな言葉を周囲に漏らしていたというのですから、仕事より大変だったのではないでしょうか。
どんな偉人でも、必ず欠点があり悩みがあるのです。