プロスペクト理論(自分への戒め用)と来週の相場2019年3月第五週目

先週の相場は、思惑通り下落していきました。110円台も一気に抜けていきましたね。今現在は109円90銭ですが、来週も楽しみです。

画像は、ドル円 日足

金も上昇しており、経済も総合的に考えるとマイナスなイメージが強いですね。なので来週も下落なのかなと思います。

これは、ドル円1h

戻りを売れたら良いですね。

 

さて、先週取引で失敗したことがあったので、今後の自分への戒めとして、記事にしていこうと思います。

金曜日の話ですが、僕はユーロ円を126円ちょうどで売り、その後自分の思い描いたようにきれいに下落していき、125円台で決済しました。

この時、相場に勢いがあり、ランダムな相場ではなく、一方向に動いていくとそう思ったので、125円は余裕で抜けるだろうと思っていました。利益をもっと伸ばそうと思い、124円台で決済しようと決めていたのですが、結果は、我慢できずに、125円台で決済となりました。

 

その後のユーロ円は124円も抜け、123円台まで一時的に下落したのです。

では、なぜ僕は、我慢できずに決済をしたのでしょうか?

早く決済して、利益を確定させたいと強く想ってしまったのですね。

これは、プロスペクト理論と言い、人間は、自分の貰える利益は早く手にしたいと思うのです。一刻も早く利益を手にして、満足したい!

そう思うのですね。無意識の時にそうなっているのです。これは、人間なら当たり前の事なのですが、ではなぜ、この理論を知っておく必要があるのか?

その説明の前に、基本的な話をします。

FXや株、仮想通貨や他の金融商品でも言えることですが、損は抑えて利益を伸ばすというのがあります。

損小利大と言うのですが、相場はランダムなもので、将来の値動きは予想することが出来ません。相場=わからないのです。これは、昔の研究者の人たちが徹底的に研究した結果です。

しかし、トレンドが出ている場合、ランダムではなくなる可能性がある事があります。

どういう事かというと、みんなが一気に買い始めると相場が急騰します。逆に、みんなが一気に売ると相場は暴落します。

という事は、ランダムではなく、一方向に動いていくわけですね。

先ほど話したランダムな相場が崩壊するわけです。

 

ここまでの事をまとめると、

1.相場はランダムなもの

2.トレンドが出ているときランダムではなくなることがあること(崩壊)

3.損小利大

簡単に言うと、相場とはランダムなもので、わからない。(ランダム理論)

しかし、例外があり、みんなが一気に買い始めると、相場は一方向に動いて急騰する。逆に、みんなが一気に売り始めると、相場は一方向に動いて暴落する。(ランダム理論崩壊の可能性)

しかし基本、相場はランダムなものなので、わからない。なので負ける金額を抑えて、勝つ時の金額は大きくすると、勝率が50%以下でも、金額的にはプラスになる可能性がある。(損小利大)

ということは、損切りも大事だし、利益確定も大事となる。

そして、相場がランダムな場合、わからないので、手は出さない。

ランダムな相場が崩壊して、一方向に動いていけば手を出して、利益を伸ばしていく。

ということは、含み益が出ている場合、ランダムな相場が崩壊している可能性があるので、トレンドにのれている。ということは、利益をもっと伸ばせるという事です。

そうなると思います。

含み益が出ている=トレンドにのっている=ランダムな相場が崩壊している。

という事です。

そして、損切りは素早くできても、利益確定がうまくできない方は物凄く多いと思います。

では、なぜ、損切りはすぐにできて、利益確定はうまくできないのか?

先ほども話したように、人間は無意識の時、含み益が出ていると、素早く自分のモノにしたくなる。早く決済して、今出ている含み益を自分のモノにして、満足したいのです。(プロスペクト理論)

これは、人間なら当たり前の心理というのは先ほども説明しました。

では、この心理を知って何になるのか?

無意識ではなく意識してやるという事です。

人間は無意識の状態=何も考えていない

ので、早く利益を確定したくなるわけですね。

ということは、先ほどお話ししたランダム理論や、その崩壊、損小利大を意識してやるという事が大事になってくるわけですね。

来週の相場も楽しみです。

 

 

 

 

 

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