自己啓発をやってみてもうまくいかない理由はたった一つ

 

 

自己啓発という言葉を調べてみると

 

自己啓発(じこけいはつ)とは、自己をより高い段階へ上昇させようとすることである。「 より高い能力」、「より大きい成功」、「より充実した生き方」、「より優れた人格」などの獲得を目指す。

Wikipedia

 

とあります。

 

確かに、本を読んでみたり、動画を見ているとやる気が出てくることもあります。

しかし、現実の世界で実践してみるとなかなかうまくいかないはずですし、毎日の日常の中に入ってしまうと自己啓発で学んだことすら忘れていしまいがちですよね。

 

自己啓発に書かれている事って、本当に素晴らしいことだと思いますし、書かれている内容を毎日の生活に落とし込めるなら落とし込んでいきたいものですね。

しかし、その前に考えておきたいことがあります。

 

僕たちは、普段の生活の中で毎日『正しいことと悪いこと』を選択しながら生きていますね。

ここでいう、正しいことや悪いことというのは例えば、イジメなどは悪いことですよね。

悪い言葉を使うのも悪い事。

 

しかし、普段の日常。特に集団の中にいる時は、汚い言葉を使うし、他人の陰口なんかも言うはずです。

『これはイケない事。悪いこと』とわかっているくせに、普段の日常、特に人と接する時や集団の中に身を置いている時などは、悪いこととわかっていてもやってしまうわけです。

 

一人でいる時は悪いことや良いことの区別がつくのに、集団の中にいる時などはその区別がつかないわけです。

こういった経験は誰でもあるはずです。

悪い。と理解出来ていても、周りの人間に流されるがまま、悪いことを言ったり、陰口の輪の中に入ったり。

 

実世界では

・SNSで悪口を言う(もしくは言われているのではないかと気になる)

・職場での悪口大会

・近所での悪口大会

など。

このような環境に身を置いていると、自己啓発を学んでも意味が無いと言えます。

 

結局何が言いたいのかというと、自己啓発を実践していくためには、集団から抜け出さないとイケないわけです。

よく『自己啓発本を読んでも意味がない』という話を聞きますが、そもそもその本人が、集団の中に依存して自ら悪口大会に参加しているわけです。

自分は悪いことを言いまくったりやったりしているのに、自分だけ『充実した生活を手に入れたい』なんて虫が良すぎと思いませんか。

 

悪いことを言ったりやったりしているという事は、悪い種を撒いている事と同じで、悪いことが育ってしまい悪い事しか起こらなくなるわけです。

逆に良いことを言ったりやったりしていると、良い種を撒いているという事と同じことなので、良いことが育ち良い事しか起こらなくなるわけですね。

 

自己啓発を学んで、よりよい生活を手に入れたいと望んでいるなら、変な集団とは距離を置いて、自分という一人の人間に目を向けていきたいものですね。