誰でもあることですが、生きていると必ず悩みや問題を抱えることがあります。
その時に、他人に相談したり、ネットで悩みを解決したくなるものですね。
悩みがある。
解決したい。
人に相談。又は本を読んで悩みを消したい。問題を解決したい。
実際に、そうする人もいるでしょうが、このように思ったことはないでしょうか?
『結局、解決できていない』
一時的には、心が穏やかになることもありますが、すぐに同じ悩みを抱えてしまう。あるいは、問題を抱えてしまう。
また本を読み、ネットを見、人に相談し・・・
そして、繰り返す。
このようになる人も多いと思います。
実は、このようなことは、自分一人だけでも十分に解決できる方法があるのをご存知でしょうか。
その名も『なぜなぜの法則』
なぜなぜとよく言いますが、僕は個人的に『なぜなぜの法則』と呼んでいます。
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・悩みは自分で解決できる
うまくいく人は、なぜうまくいくのか?
誰でもこういったことを考えたことがあると思います。
『何か特別な能力があるのか』『親が裕福なのだろう』
そう思っている人がいたら、100%間違いと断言できます。
問題が起こったら、どうするべきか?
なぜなぜを自分で実践しているから成功できると確信しています。
例えば、この世の中には、たくさんの業種がありますね。
同じ業種なのに、どの企業も規模の大きさ・年商は異なってきます。
同じ業種なのに、稼げる企業・稼げない企業があるという事実がある。
その違いは何なのか?
違いはたった一つ。
『なぜ、売り上げが伸びないのか?』
という事を深く深く考えた結果と言えます。
昔、飲食店が流行った時期がありましたね。
『資金がある程度あればだれでも始められ簡単に稼ぐことが出来る』
そう思いみんな飲食業をするのですが、すぐにつぶれる。
飲食店が良くつぶれる理由はここにあります。
『簡単に稼げる』
その考え方が基本としてあるわけです。
適当に酒と料理を出せばよい。
とこのように考えた結果、つぶれるというわけです。
『簡単に稼げる』
と思っていたからこそ、本当の問題、自分の中にある問題を見つめることが出来なたっかのが原因ではないでしょうか。
飲食店は簡単に稼げるもの。だから難しいことは考えない。他の店と同じようにしておけばいずれお客が来てくれる。
これでは、稼げるはずはありませんね。
逆に『飲食店で必ず成功する』としたとします。
では、そのためにはどうするか?常に考える必要があるわけですね。
勝手に、自分でなぜなぜを実践してしまうのです。
これは、個人でも言えることです。
うまくいく人がいる一方で、うまくいかない人がいるのはなぜか?
基本は同じ事をしているのに、なぜかうまくいく人・うまくいかない人がいるのか?
その違いは、『うまくいくにはどうするべきか』を考えているか、いないかだけです。
これは断言できます。
・うまくいかない人・うまくいく人の特徴は?
うまくいかない人というのは、自己分析をしません。
上手くいっていない人、結果を出していない人は基本的に、人と同じことをすることで、安心してしまうわけです。
確かに、人と同じようなことをすることで、『集団の中に自分も入った、やったぁ』という安心感が生まれます。
そこで思考が停止してしまい、『このままでも良い。なぜならみんなと一緒だから』
と考えるわけです。
しかし、悩みが消えるわけではありませんね。むしろ、集団に属すれば縛りがあるので余計に悩むわけです。
『集団に属しているのにうまくいかないのは何故だろう』
このように、深く深く考えれば考えるほど、上手くいかないのは、集団に依存しているから。
なぜ集団に依存してしまうのか?それは、安心感を得たいから。
悩んでいるのに、安心しているのはおかしくはないのか?
という答えが出てきますが、集団の中にいると、どうしてもそんな考えを否定してしまいがちですね。
難しく考えずに、生きたい。楽をしたい。
そう思っているからです。
現実はそれだけだと絶対にうまくはいきません。
しかし、この世の中には、こういった悩みを持つ人がたくさんいるのが現実です。
人と同じことをしてもうまくいくはずもないのに、人と同じことをして、集団に属したと錯覚する。そして安心する。
しかし、悩みは消えない。
なぜなら、悩みの根っこにあるのは集団の中にあるのではなく、自分自身にあるからです。
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・なぜなぜの達人は必ずうまくいく
逆にうまく人は、常に『どうしたらうまくいくのか?』と自問自答しています。
常に自問自答し、深く深く考えているわけです。
僕はこれを『なぜなぜの法則』と呼んでいると言いました。
なぜなぜとは、日本が誇る世界的な大企業、トヨタ自動車が発見したものです。
人は必ずだれでもミスを犯します。
仕方がないことですね。
しかしそのミスを今後一切しないために、『なぜそのミスは起こったのか?』
徹底して調べ上げていくわけです。
例を挙げてみます。
ここでは、稼げていないアフィリエイターとします。
名前はアフィリ君
師匠の名前は与沢さん
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アフィリ君は記事をいっぱい書き、コンテンツも豊富にした。
しかし、師匠(与沢さん)の言う通りしているのに一向に収入が発生しない。
与沢さん『なぜ、収入が発生しないのか?』
アフィリ君『買いたい!そう思ってもらう事が出来ていないからです』
与沢さん『ではなぜ、買いたい!と思ってもらえないのか』
アフィリ君『商品の魅力を完全に伝えることが出来ていないからです』
与沢さん『ではなぜ、魅力を伝えることが出来ていないのか』
アフィリ君『与沢さんの弟子と言えばみんなが買ってくれると思った』
与沢さん『ではなぜ、私の名前を出せば商品を買ってくれると思ったのか』
アフィリ君『楽して儲けたい気持ちが強かったからです』(真因)
与沢さん『楽しては稼げない。オリジナルでなければいけない。ではその環境を作らないためにはどうするべきか?』
アフィリ君『オリジナルを出すには、自分の本当に考えていることを発信していきます。その環境を作るには、自分と向き合います。』(環境の改善)
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これは、例えばの話です。
何を伝えたいのかというと、『自分一人で問題を解決する大切さ』をお伝えしたいのです。
なぜなぜの法則は、このように、本当の問題・心の奥底にある問題を突き止める最高の武器になります。
トヨタの凄いところは、社員一人一人が、自分自身で常に『なぜ?』を実行しているところにあるのです。
それが出来る企業だから、自動車業界でいつも一位なのです。
なぜなぜの法則では、最終的に出てきた問題を『真因』と言います。
出てきた『真因』をどう対処するか?で、問題を今後一切シャットアウトする狙いがあります。
このように、みんなと同じことはしているのだけど、うまくいく人というのは『問題を解決する力』が物凄く強いのです。
これが、『うまくいくか』『うまくいかないか』の分かれ道です。
ちなみに僕は、トヨタで契約社員で働いていた時、なぜなぜをTOTAL4回やりました。
自慢では無いですが、『契約社員の歴史上、類を見ない異例の事態』とのことでした。((´∀`))ケラケラ